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2012年 05月 19日
五月。 緑生す野原のあちこち 雛罌粟の色が浮かぶ。 ![]() ![]() 2012年 05月 18日
五月。 緑生す野原のあちこち 雛罌粟の色が浮かぶ。 ![]() ![]() ![]() (雛罌粟・雛芥子・虞美人草) 原産はヨーロッパ。江戸時代に渡来。 「雛」は小さい、かわいいの意で 蕾は表面に毛が生え 最初は下向きで、 咲くときに顔を上げ、2つに割れて花が出てくる。 その風情こそ。 罌粟(芥子:けし)は 実の形が罌(もたい。液体をいれる口のつぼんだ 甕(かめ))に似ていて、 種子が粟(あわ)に似ているからの命名という。 種子は非常に小さく、そこから 「芥子粒(けしつぶ)」の言葉もでてきたという。 歌人が 「けふの世に歩み入りける日の初めかすかに見ゆるひなげしの花」 「あかつきにわが来ることを知るごとし初夏の野のひなげしの花」 「雛罌粟はたけなはに燃ゆあはれなり時もところも人も忘れて」 「ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌粟(こくりこ) われも雛罌粟」 (与謝野晶子) 俳人が 「陽に倦みて雛罌粟いよよ くれなゐに」 夕爾 「ひなげしや夜ごと夜ごとのあけやすき」 龍之介 「咲きやんで雛罌粟雨に打たれ居り」 普羅 2012年 05月 17日
ヤマセミの谷。 岩魚。 ヤマセミ。 生存不断。 闘争無限 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2012年 05月 16日
ヤマセミの谷。 蜉蝣。 岩魚。 捕食l。 非捕食。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2012年 05月 15日
2012年 05月 14日
朝日子の遠き山の懐深く 青水一滴岩よりいま落ち 蜉蝣一つ水面を飛翔す。 ![]() ![]() ![]() ![]() 「蜉蝣」 学名はギリシャ語でカゲロウを指すephemera(εφημερα)と 翅を指すpteron(πτερον)からなるが、 ephemeraの原義は「一日の存在」(ephemeron)であり、 寿命の短さに由来するという。 ephemeraという語はチラシやパンフレットなども意味するが、 やはりその日だけの一時的な存在であることによる。 2012年 05月 13日
遠き山の懐 朝日射す水面あり 清水湛え流れ 蜉蝣一つ今羽化する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() カゲロウ(蜉蝣)とは 節足動物門・昆虫綱・カゲロウ目(蜉蝣Ephemeropteraに属する昆虫の総称。 昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられている。 幼虫はすべて水生。 幼虫→亜成虫→成虫という半変態と呼ばれる特殊な変態をし、 成虫は軟弱で長い尾をもち、寿命が短いことでもよく知られる。 2012年 05月 12日
![]() 『 こいぬのはなこ ごがつのはなこ まだれいさい ごがつのそらにしろいくも ごがつのかきねはみどりいろ かきねのむこうにだれとおる あかいぼうしのゆうびんやさん くろいぼうしのおまわりさん あおいぼうしはよっちゃんが らんどせるしょってがっこうだ こいぬのはなこ あのときごがつ まだれいさい はなこのかあさんしろいくも ゆっくりゆっくりながれていく 』 2012年 05月 11日
大気満光粒子 季節刻刻流去 少年佇只空見 線翔一羽燕去 ![]() ![]() 五月の詩・序詞・寺山修司 「きらめく季節に たれがあの帆をうたったか つかのまの僕に 過ぎてゆく時よ」 ![]() ![]() 「ふるさとにわれを拒まんものなきはむしろさみしく桜の実照る」 (寺山修司) 2012年 05月 10日
この谷に生きて何年。 尺を越える岩魚。 ![]() 闘争の終わり。 生存の終了。 ![]() ヤマセミの谷に影となって(人)(岩魚)釣る。 2012年 05月 09日
2012年 05月 08日
〈ヤマセミ〉と〈岩魚〉 ![]() ![]() ![]() ![]() 〈自然〉の姿の一面は〈闘争〉であり すべての〈生存)は〈闘争〉を孕む。 2012年 05月 07日
〈自然〉の姿の一面は〈闘争〉であり すべての〈生存)は〈闘争〉を孕む。 〈ヤマセミ〉と〈岩魚〉。 ![]() 2012年 05月 06日
五月の谷。 落下する滝。 満々と湛えた水。 轟々たる(静寂)のなか (人) (岩魚) 釣る。 ![]() 2012年 05月 05日
五月の空に鯉のぼりが翻る。 〈端午の節句〉。 また〈菖蒲の節句〉。 『あやめ草足に結ん草鞋の緒』 (松尾芭蕉) ![]() ![]() ![]() 《鯉のぼり》 作詞:不詳/作曲:弘田龍太郎 1番 甍(いらか)の波と雲の波、 重なる波の中空(なかぞら)を 橘(たちばな)香る朝風に 高く泳ぐや、鯉のぼり。 2番 開ける広き其(そ)の口に 舟をも呑まん様見えて ゆたかに振(ふる)う尾鰭(おひれ)には 物に動ぜぬ姿あり。 3番 百瀬(ももせ)の滝を登りなば 忽(たちま)ち竜になりぬべき わが身に似よや男子(おのこご)と 空に躍るや鯉のぼり。 2012年 05月 02日
五月緑光。 庭乾白輝。 緑陰土蔵。 一茶朝飯。 雀亦朝飯。 ![]() ![]() 雀らもおや子連にて善光寺 雀らもせうばんしたり蓮の飯 雀らも何かよむぞよことし竹 五六間烏追ひけり親雀 赤馬の鼻で吹けり雀の子 我と来て遊ぶや親のない雀 参詣のたばこにむせな雀の子 開帳に逢ふや雀もおや子連 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 牢屋から出たり入たり雀の子 慈悲すれば糞をする也雀の子 (小林一茶) 2012年 05月 01日
五月。 谷最奥に雪残るも ヤマセミの渓に遅い芽吹きが始まる。 ![]() (キャラッ キャラッ・・・・) ヤマセミの声が聞こえる。 ![]() 2012年 04月 30日
![]() こいぬのはなこおすわりはなこ ![]() こいぬのはなこころころはなこ。 ころころはしってころころころび。 ころころはなこぺったんこ。 つちにあごのせぺったんこ。 おなかをつちにぺったんこ。 おめめひらいてぺったんこ。 ![]() ころころおめめになにみえる。 おめめのさきになにいるの。 みぎからひだりにありさんあるく。 ひだりからみぎにありさんあるく。 ありさんありさんなにしているの。 (オオハナコわしらハ仕事ヲシテイルノダヨ) こいぬのはなこはむにゃにゃにゃにゃ。 2012年 04月 29日
(お祭り)で売られていた(ヒヨコ)。 可愛い(ヒヨコ)から憎たらしいほど(鶏)となって 草を食み 虫を啄ばみ 土を掘り蚯蚓を呑みこみ 蛇にもひるまず 雀を蹴散らし 烏と亙り合い・・・ じつに我が物顔で庭を自分のものとしていた。 ![]() (自由)がそこに生きている(お祭り)の(ヒヨコ)。 自由闊達好き勝手結局何年生きたのだったか・・・・ ![]() 『鶏老いて振舞ひ淡くなりにけりわが側に居ておほかた眠る』 (河野裕子) 2012年 04月 26日
遠き山に雪残り 山里の空に鯉幟揚がる。 ![]() ![]() 『山里の空高くに鯉幟泳ぎ日旧き友の訃報届く』 (林四助) 2012年 04月 25日
ヤマセミの谷をゆく。 斜面にこごみの群生地。 その名のように(こごんだ)かたちの芽がもちあがろうとしている。 手をさしのばし ポキポキと折って袋にいれていく。 ![]() 『格別におそき春のその年の身擡げたるこごみ折りてきて湯通しせれば友の訃報届けり』 (林四助) ![]() 2012年 04月 24日
(岩魚)。 物性プランクトン、水棲昆虫、他の魚、河畔樹木から落下する虫、 その他の水底の小動物など渓流にあって食べられるものはすべて食し ときに蛇や河鼠などさえ呑みこむ。 産卵期は10月~1月頃産卵。 2年魚以降で18cm~22cmを超えるとオス・メス共に性的に成熟し、 数年にわたって繁殖行動を行なう。 受精卵は水温10℃で50日程度で孵化。寿命は6年程度。 ![]() ![]() ![]() (ヤマセミ) 体長 約38cm。翼開長 約57cm。 カワセミの倍、ハトほどの大きさ。 頭に大きな冠羽があり、白黒の細かいまだら模様。 腹側は白いが、あごと胸にもまだら模様が帯のように走っている。 オスとメスはよく似るが、オスはあごと胸の帯にうすい褐色が混じり メスは翼下脇に褐色。 山地の渓流や池の周囲に生息。単独または番いで生活する。 水域沿いの木の枝や石から水中にダイビングして魚類や水生昆虫を捕食。 ときには空中でホバリング(滞空飛行)しながら飛び込むこともあり その捕獲成功率は37.3%、飛び込み捕穫法74.1%、餌の93.8%は魚類というデータもあるという。 川や湖の岸辺の垂直な土手に嘴を使って巣穴を掘り、巣穴の中に4-7卵を産む。 2012年 04月 23日
2012年 04月 22日
『春日大気 老桜満開 人唄呑踊 僅風花舞 独詩人過』 ![]() ![]() 櫻のしたに人あまたつどひ居ぬ なにをして遊ぶならむ。 われも櫻の木の下に立ちてみたれども わがこころはつめたくして 花びらの散りておつるにも涙こぼるるのみ。 いとほしや いま春の日のまひるどき あながちに悲しきものをみつめたる我にしもあらぬを。 「櫻」 (萩原朔太郎) 2012年 04月 21日
月下老桜座主夢幻孤舞。 ![]() 『 そこで山賊はそれ以来花がきらいで、花というものは怖しいものだな、なんだか厭なものだ、 そういう風に腹の中では呟(つぶや)いていました。 花の下では風がないのにゴウゴウ風が鳴っているような気がしました。 そのくせ風がちっともなく、一つも物音がありません。 自分の姿と跫音(あしおと)ばかりで、それがひっそり冷めたいそして動かない風の中につつまれていました。 花びらがぽそぽそ散るように魂が散っていのちがだんだん衰えて行くように思われます。 それで目をつぶって何か叫んで逃げたくなりますが、 目をつぶると桜の木にぶつかるので目をつぶるわけにも行きませんから、 一そう気違いになるのでした。 』 ![]() 『 花の下の冷めたさは涯のない四方からドッと押し寄せてきました。 彼の身体は忽(たちま)ちその風に吹きさらされて透明になり、 四方の風はゴウゴウと吹き通り、すでに風だけがはりつめているのでした。 彼の声のみが叫びました。 彼は走りました。 何という虚空でしょう。 彼は泣き、祈り、もがき、ただ逃げ去ろうとしていました。 そして、花の下をぬけだしたことが分ったとき、夢の中から我にかえった同じ気持を見出しました。 夢と違っていることは、本当に息も絶え絶えになっている身の苦しさでありました。 』 ![]() 『 彼は鈴鹿の山の桜の森のことを突然思いだしていたのでした。 あの山の桜の森も花盛りにちがいありません。 彼はなつかしさに吾を忘れ、深い物思いに沈みました。 山へ帰ろう。山へ帰るのだ。なぜこの単純なことを忘れていたのだろう? そして、なぜ空を落すことなどを考え耽っていたのだろう? 彼は悪夢のさめた思いがしました。救われた思いがしました。 今までその知覚まで失っていた山の早春の匂いが身にせまって強く冷めたく分るのでした。 』 ![]() ーーー 『桜の森の満開の下』 坂口安吾 ーーー 2012年 04月 20日
山里老桜。 それでも・・・・ ![]() また・・・・ ![]() まだ・・・ ![]() かつまた・・・ ![]() ![]() めぐり・・・ ![]() めぐれば・・・ ![]() めぐりおわり・・・・ ![]() めぐりおわる。 ![]() 花発多風雨 人生足別離 ハナニアラシノタトエモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ 2012年 04月 19日
『「親のない子はどこでも知れる、爪を咥えて門に立つ。」 と子どもらに唄わるるも心細く、 大かたの人交わりもせずして、 うらの畠に木・萱など積たる片陰に化が跼りて、長の日をくらしぬ。 我身ながらも哀也けり。 『我と来て遊べや親のない雀』 (六才 弥太郎) 』 ![]() 小林 一茶 (宝暦13年5月5日(1763年6月15日)- 文政10年11月19日(1828年1月5日)) 信濃北部の柏原宿(現長野県上水内郡信濃町)の貧農の長男として生まれる。 3歳の時に生母を失い、8歳で継母を迎える。 しかし、継母に馴染めず江戸へ奉公に出る。 29歳、故郷に帰り、翌年より36歳の年まで俳諧の修行のため近畿・四国・九州を歴遊する。 39歳 再び帰省。病気の父を看病したが1ヶ月ほど後に死去、 以後遺産相続の件で継母との12年間にわたる争いを続ける中 再び江戸に戻り俳諧の宗匠を務めつつ遺産相続権を主張し続けた。 50歳 再度故郷に帰る。 文政10年(1827年)閏6月1日 柏原宿を襲う大火に遭い、焼け残った土蔵で生活をするようになる。 そして同年11月19日その土蔵の中で65歳の生涯を閉じる。 ![]() 「野の仏 一茶脚絆で 今日何処」 (四福助) 2012年 04月 18日
岩魚はあまり移動しない魚である。 生まれた場所で生き続ける。 虫を食べ蚯蚓を呑み蜉蝣に跳躍し ときには河鼠を襲いまた蛇を呑みこみ そうやってこの谷で何年生きたのか。 その(岩魚)を掴む。 ![]() 2012年 04月 17日
2012年 04月 14日
冬の気配と春の萌し。 四月の谷に (人) (岩魚) 釣る。 ![]() 「遠き山の懐 朝日射す水面あり 清水湛え流れ 今日も寂とす」 |
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